LDLコレステロールは動脈硬化増悪させる悪玉、HDLコレステロールは血管を掃除してくれる善玉。LDLを下げHDLを増加させ、その比(LDL/HDL)を1.5以下に保つことによって心筋梗塞の予防、心筋梗塞の再発予防になるようです。
じゃあどうすればいいのでしょうか?そこで活躍するのがストロングスタチンと呼ばれる高コレステロール治療薬。ストロングスタチンは現在日本では、リピトール、クレストール、リバロの3剤。。
それでは高コレステロール治療薬、スタチンのおさらい。
- コレステロール(約2/3)は夜間肝臓で作られる。その合成を抑制するのがスタチン。(だから夜飲む)
- スタチンはLDLを低下させ、HDLを増加させる。
- スタチン長期内服すると動脈硬化も改善する。(以前は動脈硬化の予防目的だけでした)
- 副作用はほとんどありません。中性脂肪を落とすフィブラート系の薬と一緒に飲むと、まれに横紋筋融解症(筋肉が溶ける病気)になる。
- 長期間飲まなければいけない薬ではない。やめられる人も多い。(少なくとも減量可能)