2021/05/25

「コントがはじまる」というテレビドラマのワンシーン。題名からは喜劇？と思いきや、理想と現実のハザマで苦悩する20台後半の若者とその友情の話？
主人公である（すだまさきさん）がヒロイン（ありむらかすみさん）に問いかけるシーン。
「努力は報いられると思いますか？」経験上「努力が報いられた人」は、「報われる」と答え、「報われなかった人」は、「報われないもの」とこたえるそうです、、、と。
前にもお話したように、高校時代の友人Ｈ君は、年の離れた妹、弟の保育園、幼稚園のお送り迎えをし、共働きで母親が大変だろうと食器洗い等の家事をやってから通学（高校時代は片道1.5時間はかかります）していたようです。また元町梅林の先代のおかみさんは、お客さんのお迎えタクシーがつくと、おかみさんが自ら握ったおにぎりとタバコ一箱を運転手さんに「いつもご苦労様」と言って、そっと手渡していたそうです。
小生が想像するに、「Ｈ君もおかみさんも、これらの行為は決して苦労でも努力しているとも思っていない」「当たり前のこと」「日常の茶飯事」だったのだと思います。
つまり「努力も苦労もその人の気のもちよう次第」！「当たり前のこと」とし「人からの評価やみかえり、結果を求めなければ」「苦でもつらくもないもの」になるのでしょうが！！！
未熟な我々は、「欲や煩悩」が「苦労や努力」を「苦悩苦痛にかえる」のでしょうか？